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化粧品発送代行に許可は必要?薬機法と物流委託のポイントを解説

  • 2 日前
  • 読了時間: 15分

▶︎1. 化粧品発送代行で必要な許可とは


1.1 化粧品発送代行の基本とEC事業者が知るべきルール


ECサイトで化粧品を販売する場合、商品の保管や発送を外部の物流会社に任せる「発送代行」を利用する企業が増えています。注文数が増えるほど梱包や出荷作業の負担が大きくなるためです。


たとえば1日に30件ほどの注文でも、ピッキングや梱包を含めると1〜2時間ほどかかることがあります。注文が100件を超えると、発送作業だけで半日以上使うことも珍しくありません。

発送代行では、主に次の業務を物流会社が担当します。


  1. 商品の保管

  2. 注文データに基づくピッキング

  3. 梱包作業

  4. 配送会社への引き渡し

  5. 在庫管理


こうした業務を外部に任せることで、EC事業者は販売やマーケティングに集中しやすくなります。ただし化粧品は薬機法に関わる商品であるため、通常の商品とは違い法律の理解が必要です。


化粧品の発送代行では、作業内容によって必要な許可が変わる点を理解しておくことが大事です。


1.2 化粧品の発送代行に関係する薬機法の基本


化粧品を扱う場合は「薬機法」という法律が関係します。薬機法は医薬品や化粧品の品質や安全性を守るための法律で、製造や販売のルールが細かく定められています。

EC事業で化粧品を扱う場合、特に関係するのは次の区分です。

区分

内容

化粧品製造販売業

商品を市場に流通させる責任を持つ

化粧品製造業

製造や包装などの作業を行う

化粧品販売

店舗やECで販売する行為

発送代行と関係があるのは、商品の保管や包装などの作業です。物流倉庫で単純に商品を保管し、そのまま発送するだけの場合は許可が不要なケースもあります。


一方で、ラベルの貼り替えや商品の小分けなどを行う場合は、製造業の許可が必要になる可能性があります。作業内容によって扱いが変わるため、物流会社と役割を整理しておくことが大切です。


忙しいEC運営では発送業務に目が向きにくいですが、法律の確認をしておくことでトラブルを防ぎやすくなります。


1.3 化粧品発送代行で必要になる可能性がある許可の種類


化粧品の発送代行では、物流倉庫で行う作業内容によって必要な許可が変わります。単純な保管と発送だけであれば許可が不要なケースもありますが、加工や表示作業がある場合は注意が必要です。

主に関係する許可は次の3種類です。


  1. 化粧品製造販売業許可

  2. 化粧品製造業許可

  3. 化粧品製造業(包装・表示・保管区分)


それぞれの役割を整理すると次のようになります。

許可

主な内容

製造販売業許可

化粧品を市場に販売する責任を持つ

製造業許可

製造や包装などの作業を行う

包装・表示・保管

ラベル貼りや箱詰めなどの作業

ここでよくある失敗があります。


  1. ラベル貼りが製造業に該当することを知らない

  2. 小分け作業が許可対象になることを理解していない

  3. 物流倉庫の作業範囲を確認していない


こうしたトラブルを防ぐためには、発送代行会社と作業範囲を事前に整理することが大切です。

発送代行では「保管だけなのか、加工も行うのか」を明確にすることが重要です。


▶︎2. 化粧品発送代行で許可が必要になるケース


2.1 化粧品発送代行会社に許可は必要か


化粧品の発送代行を利用する際に、よくある疑問が「物流会社に許可は必要なのか」という点です。結論から言うと、保管と発送のみの場合は必ずしも許可が必要とは限りません


物流倉庫で行う作業内容によって、薬機法の許可が必要かどうかが決まります。単純に商品を預かり、注文に応じて出荷するだけであれば、薬機法上の製造行為には該当しないケースが多いです。

一方で、次のような作業が含まれる場合は注意が必要です。


  1. 商品のラベル貼り替え

  2. 化粧品の小分け作業

  3. 商品パッケージの変更

  4. 成分表示の貼り付け


これらは「包装・表示」に該当する可能性があり、化粧品製造業の許可が必要になる場合があります。


忙しいEC運営では、セット組みやラベル貼りを倉庫に任せるケースも増えます。しかし作業内容が増えるほど法律の対象になる可能性も高くなります。発送代行を利用する際は、倉庫がどこまでの作業を行うのかを事前に確認することが大事です。


2.2 化粧品の保管・発送だけの場合は許可が必要か


物流倉庫で行う作業が「保管と発送のみ」であれば、薬機法の許可が不要なケースが多いです。これは化粧品の内容や表示を変更しないため、製造行為には該当しないと考えられるためです。


発送代行で一般的に行われる作業は次の通りです。


  1. 商品の入庫

  2. 倉庫内での保管

  3. 注文データに基づくピッキング

  4. 梱包作業

  5. 配送会社への引き渡し


これらは多くのEC物流で行われている基本的な作業です。商品をそのまま発送するだけであれば、薬機法の製造業許可が不要な場合が多いとされています。


ただし注意点もあります。たとえば商品を開封して内容を確認する作業や、外装を変更する作業が含まれると、製造行為と判断される可能性があります。


ECの注文が増えると、物流作業を簡略化するために倉庫作業を増やしたくなることがあります。しかし作業範囲を広げると法律の扱いも変わるため、事前に確認することが重要です。


2.3 製造や小分け作業がある場合の許可


物流倉庫で化粧品の加工や小分け作業を行う場合、薬機法の「化粧品製造業許可」が必要になる可能性があります。特に包装や表示に関わる作業は、法律上の製造行為として扱われることがあります。

代表的な作業を整理すると次のようになります。

作業内容

許可の可能性

ラベル貼り

製造業(包装・表示)の対象になる可能性

商品の小分け

製造業許可が必要になる可能性

セット商品の再包装

包装作業として扱われる可能性

EC事業では次のような作業が増えることがあります。


  1. キャンペーン用のセット商品作成

  2. ノベルティの同梱

  3. 商品の詰め替え作業


こうした作業は便利ですが、薬機法の対象になる場合があります。特に小分け作業は製造と判断される可能性が高いため注意が必要です。

物流倉庫で加工や表示作業を行う場合は、必要な許可を確認したうえで運用することが大事です。


2.4 輸入化粧品を扱う場合の注意点

海外から化粧品を輸入して販売する場合、通常の発送代行よりも注意するポイントが増えます。輸入化粧品は薬機法の規制を受けるため、販売前に必要な手続きを行う必要があります


特に関係するのが「化粧品製造販売業」です。輸入した化粧品を日本で販売する場合、この許可を持つ事業者が責任を持つ必要があります。

輸入化粧品の販売では、次のような対応が必要になることがあります。


  1. 日本語表示ラベルの作成

  2. 成分表示の確認

  3. 製造販売業者の登録

  4. 商品情報の管理


EC販売では海外製の化粧品を扱うケースも多く、表示ラベルの貼り付けを物流倉庫に依頼することもあります。しかしラベル貼り作業は製造業に該当する可能性があるため、物流体制を慎重に設計する必要があります。


注文が増えると物流業務を外部に任せるケースが増えますが、輸入化粧品の場合は法律面の確認がより重要になります。輸入化粧品の発送代行では、表示や包装の作業内容を明確にすることが重要です。


▶︎3. 化粧品発送代行を利用するメリット


3.1 発送業務を外注すると作業時間が大幅に減る


ECで化粧品を販売していると、意外と時間を取られるのが発送業務です。注文が増えるほど、ピッキングや梱包、送り状の作成などの作業が増えていきます。1日50件ほどの注文でも、発送作業に2〜3時間かかることもあります。

発送代行を利用すると、これらの作業を物流会社がまとめて対応してくれます。主な業務は次の通りです。


  • 商品の保管

  • 注文データの取り込み

  • ピッキング作業

  • 梱包作業

  • 出荷処理


これらの作業を自社で行う場合、作業スペースの確保やスタッフの確保も必要になります。特にセール期間やキャンペーン時は注文が急増するため、発送業務だけで1日が終わることもあります。


発送代行を利用すると、こうした作業時間を大幅に減らすことができます。EC運営では商品企画や広告運用など重要な業務も多いため、物流を外部に任せることでビジネス全体の効率が大きく変わります発送業務を外注することで、EC事業者は売上を伸ばすための業務に集中しやすくなります。


3.2 物流ミスを減らし顧客満足度を上げる方法


発送業務を自社で行う場合、意外と多いのが出荷ミスです。注文数が増えるほど、商品の入れ間違いや送り先のミスが起きやすくなります。こうしたミスは顧客満足度の低下につながるため注意が必要です。


物流ミスとしてよくある例を整理すると、次のようなものがあります。


  1. 商品の入れ間違い

  2. 数量ミス

  3. 別の商品を発送してしまう

  4. 出荷遅れ


こうしたミスは、手作業が多いほど起きやすくなります。EC事業が成長すると、1日の注文数が100件以上になることもあり、手作業での管理には限界があります。

発送代行会社では、倉庫管理システムやバーコード管理を使い、出荷ミスを防ぐ仕組みが整えられていることが多いです。商品と注文データを照合しながら作業を行うため、ミスを減らしやすくなります。


顧客にとって、商品の到着スピードや正確な配送はとても重要です。物流体制を整えることで、リピート購入につながるケースも増えていきます。


3.3 EC事業の成長に合わせて物流を拡張できる


ECビジネスでは、売上が伸びるほど物流の負担も増えていきます。最初は自宅や小さな事務所で発送できても、注文数が増えるとスペースや人手が足りなくなることがあります。


特に次のような問題が起きやすくなります。


  • 在庫を保管するスペースが足りない

  • 発送作業の人手が足りない

  • 出荷作業が遅れる

  • 在庫管理が難しくなる


このような問題は、売上が伸びるほど発生しやすくなります。EC事業では季節やキャンペーンによって注文数が大きく変動するため、物流体制を柔軟に対応できることが重要です。


発送代行を利用すると、倉庫スペースや物流スタッフを自社で確保する必要がありません。注文数が増えた場合でも、物流会社の体制を活用することで出荷量を増やしやすくなります。


たとえばキャンペーン期間に注文が3倍になっても、物流会社の倉庫や人員で対応できる場合があります。EC事業を成長させるためには、売上拡大に対応できる物流体制を整えることが大事です。


▶︎4. 化粧品発送代行でよくある失敗と対策

4.1 許可や法律の確認不足で起きるトラブル


化粧品の発送代行で意外と多いのが、法律の確認不足によるトラブルです。化粧品は薬機法の対象商品であるため、通常の商品と同じ感覚で物流作業を進めてしまうと問題になることがあります。


特に注意したいのが、物流倉庫で行う作業内容です。次のような作業は製造行為に該当する可能性があります。


  1. 化粧品の小分け作業

  2. 商品ラベルの貼り替え

  3. 外装パッケージの変更

  4. 成分表示ラベルの貼り付け


これらは一見すると単純な作業に見えますが、薬機法では「包装・表示」に該当する可能性があります。必要な許可を取得していない状態で作業を行うと、後から対応が必要になることもあります。


EC事業では商品の販売に意識が向きがちですが、物流工程の確認も重要です。特に発送代行を利用する場合は、倉庫側の作業範囲を事前に整理しておくと安心です。化粧品発送代行では、作業内容と法律の関係を事前に確認することがトラブル防止につながります。


4.2 物流コストが想定より高くなる失敗


発送代行を導入する際に見落としやすいのが物流コストです。月額料金や保管費用だけを見て契約してしまい、実際の費用が想定より高くなるケースもあります。

物流費用にはさまざまな項目があります。主な費用を整理すると次のようになります。

費用項目

内容

保管費用

倉庫で商品を保管する費用

入庫費用

商品を倉庫に搬入する作業費

ピッキング費用

商品を棚から取り出す作業費

梱包費用

箱詰めや梱包作業の費用

配送費用

配送会社への送料

EC事業では注文数や商品サイズによって物流費が変動します。特に化粧品は商品サイズが小さいものからセット商品まで幅広いため、梱包形態によって費用が変わることがあります。


コストを抑えるためには、事前に料金体系を確認することが大切です。例えば注文数が増えた場合の費用や、キャンペーン時の出荷量増加に対応できるかなども確認しておくと安心です。


4.3 出荷スピードが遅くなる物流体制の問題


ECビジネスでは、出荷スピードが顧客満足度に大きく影響します。注文から発送までの時間が長くなると、購入者の満足度が下がる可能性があります。


発送が遅れる原因として多いのは、物流体制が注文数に対応できていないことです。特に次のような状況では出荷遅れが発生しやすくなります。


  1. セール期間で注文が急増する

  2. 手作業で出荷管理をしている

  3. 在庫管理が正確にできていない

  4. 出荷作業の人員が不足している


たとえばECサイトのキャンペーン期間では、通常の2倍から3倍の注文が入ることがあります。このような状況で物流体制が整っていないと、出荷作業が追いつかなくなることがあります。


発送代行を利用する場合でも、倉庫の出荷能力や対応体制を確認することが重要です。特に注文数が増えたときにどこまで対応できるのかを確認しておくと安心です。


EC事業では、安定した出荷スピードを維持できる物流体制を選ぶことが重要です。


▶︎5. 化粧品発送代行なら物流アウトソーシングサービスを活用

5.1 EC物流をまとめて任せるメリット

EC事業では商品の販売だけでなく、保管や発送などの物流業務も重要な役割を持ちます。しかし注文数が増えるほど、発送作業の負担も大きくなります。梱包や出荷作業に多くの時間を使ってしまい、本来取り組むべき販売活動に集中できなくなることもあります。


物流アウトソーシングを活用すると、次のような業務をまとめて任せることができます。


  • 商品の保管

  • ピッキング作業

  • 梱包作業

  • 発送手続き

  • 在庫管理


株式会社フリーダムでは、EC事業者の物流業務をワンストップでサポートしています。商品の保管から発送までをまとめて任せることができるため、物流業務の負担を大きく減らすことが可能です。


EC運営では広告運用や商品企画など、売上を伸ばすための業務が多くあります。物流業務を外部に任せることで、こうした重要な業務に時間を使いやすくなります。EC事業を成長させるためには、物流業務を効率化することが大きなポイントになります。


5.2 柔軟な梱包や発送対応が重要な理由


化粧品のEC販売では、商品ごとに梱包方法が変わることがあります。単品商品だけでなく、セット商品やキャンペーン商品など、さまざまな形態の出荷に対応する必要があります。


例えば次のような作業が発生することがあります。


  1. セット商品の梱包

  2. ノベルティの同梱

  3. ギフト対応

  4. キャンペーン商品の特別梱包


このような作業が増えると、自社で対応するのが難しくなることがあります。特に注文数が増えると、作業の管理が複雑になりやすいです。


株式会社フリーダムでは、「できるだけNoと言わない」という方針のもと、柔軟な梱包や発送作業に対応しています。EC事業では商品ごとに物流要件が異なるため、柔軟に対応できる物流体制が重要です。


忙しいEC運営では、細かい梱包作業まで手が回らないこともあります。柔軟な物流サービスを活用することで、商品の価値を保ったままスムーズな発送が可能になります。


5.3 物流代行サービスの選び方


発送代行サービスを選ぶ際は、料金だけでなく対応範囲や実績も確認することが大切です。物流体制はEC事業の運営に大きく影響するため、長く利用できるサービスを選ぶことが重要になります。


物流代行サービスを選ぶ際には、次のようなポイントを確認すると安心です。


  • 発送実績

  • 料金体系

  • 対応できる梱包作業

  • システム連携

  • 対応できる販売チャネル


株式会社フリーダムでは、年間100万件以上の発送実績があります。さらに1,000以上の通販モールやカートシステムに対応しており、EC事業者のさまざまな販売環境に対応可能です。


また発送対応は国内だけでなく、190カ国以上への配送にも対応しています。さらにシステムは24時間体制で監視されているため、安定した物流運用が可能です。

物流サービスを選ぶ際は、コストだけでなく実績や対応範囲を総合的に確認することが大切です。


▶︎6. 化粧品発送代行と許可のポイントまとめ

6.1 化粧品発送代行で押さえるべき法律と許可


化粧品の発送代行を利用する場合、最初に理解しておきたいのが薬機法との関係です。化粧品は一般の商品とは違い、製造や表示に関するルールが法律で定められています。そのため、物流倉庫で行う作業内容によって必要な許可が変わることがあります。


特に確認しておきたいポイントは次の通りです。


  • 保管と発送のみなら許可が不要なケースが多い

  • 小分けやラベル貼りは許可対象になる可能性がある

  • 輸入化粧品は表示や管理が必要になる


EC事業では、キャンペーンやセット商品の販売などで物流作業が増えることがあります。こうした作業を物流倉庫に依頼する場合は、薬機法との関係を確認しておくことが大切です。


法律の内容は少し難しく感じるかもしれませんが、基本は「商品の内容や表示を変更するかどうか」で判断されるケースが多いです。発送代行を利用する際は、物流会社と作業範囲を明確にしておくことでトラブルを防ぎやすくなります。


化粧品発送代行では、物流作業の内容と必要な許可を整理しておくことが重要です。


6.2 発送業務を外注してEC事業を成長させる方法


EC事業では売上が伸びるほど、物流業務の負担も大きくなります。最初は自社で対応できても、注文数が増えると発送作業だけで多くの時間を使うようになります。


よくある課題としては次のようなものがあります。


  1. 発送作業に時間が取られる

  2. 在庫スペースが足りなくなる

  3. 出荷ミスが発生する

  4. セール時の出荷量に対応できない


このような問題を解決する方法として、物流アウトソーシングを活用するEC事業者が増えています。物流を専門会社に任せることで、発送業務の負担を大きく減らすことができます。


株式会社フリーダムでは、商品の保管から梱包、発送までを一括で代行しています。年間100万件以上の発送実績があり、多くのEC事業者の物流業務を支えています。


EC事業を成長させるためには、販売だけでなく物流体制を整えることも重要です。物流業務を効率化することで、EC事業者は売上を伸ばすための活動に集中しやすくなります。


▶︎化粧品発送代行ならフリーダムにお任せください。

EC事業では商品の販売だけでなく、保管や発送などの物流業務も重要な役割を持ちます。物流体制を整えることで、発送作業の負担を減らし、売上を伸ばすための業務に集中しやすくなります。


株式会社フリーダムの物流サービス「フリーダム」では、商品の保管から梱包、発送までをワンストップで対応しています。物流業務の外注を検討している方は、ぜひサービス内容をご確認ください。



 
 
 

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